ジャズとエンジニア

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【ジャズ入門】おすすめアルバム7選~バラード名盤中心にセレクト

(2018/12/01 追記)

色々な雑誌やブログでジャズの入門アルバムを紹介がありますが、難解で聴きにくいアルバムも多く始めての人が聴くと敬遠するかもと思うことがあります。

かくいう私もジャズで一番売れたアルバム、マイルスのKind of Blueから入りましたが最初は難しすぎてさっぱり分かりませんでした。

(とてもいいアルバムですが、最初は1曲1曲がとにかく長くて難解なソロが延々と続くように感じられるのですよね。)

ということで今回は私がこれまでに聴いてきて入門に良さそうと思うアルバムを7枚、紹介いたします♪

 

①Bill Evans trio - Waltz For Debby

Waltz For Debby

Waltz For Debby

 

これは超名盤で雰囲気たっぷりのビルエバンスによるジャズピアノトリオの一枚。

1961年にNYの「ヴィレッジバンガード」で行われたライブを収録したものです。

1曲目のバラードMy Foolish Heart の雰囲気が素晴らしい。入りのピアノ、ドラム、ベースの入りが最高に美しく、アルバムの世界観に引き込まれます。

2曲目のWaltz For Debbyは姪のデビイにささげられた軽快で心地の良いナンバーで、ジャズスタンダードとして今も多くのアーティストにカバーされています。

以降の曲もDetour AheadMy Romanceとバラード系が続き、BGMにもデートにも使えるとても聴きやすくてムードのあるアルバムです。
 

Bill Evans-My Foolish Heart

www.youtube.com 

②Keith Jarrett - Standards 1

Standards 1

Standards 1

 

こちらはキース・ジャレットによる1983年のピアノトリオによるスタンダード集。Waltz For Debbyに比べるとアドリブが長く、1曲の時間も長めです。
短い曲で6分、長い曲で15分とジャズ初心者だと少しビビるかも。色々なジャズのアルバムを聴いてるとこれが普通だと気付いてきますが(^^;

しかし軽快で心地よく、スタンダードナンバーを知れるという意味でもいいと思います。私は勉強中のBGMとしてよく利用していました。歌モノに比べると言語的な情報が入ってこないので、ジャズはBGMとして使いやすいものが多いかと思います。

 

そして耳に馴染んで来たころには、最高のお気に入りの一枚になっていました。
 

③Bill Evans & Jim Hall - UNDERCURRENT

UNDERCURRENT

UNDERCURRENT

 

水面で漂う美しい女性のジャケットも有名な一枚。
こちらはビルエバンスとジムホールというピアノとギターの超名手によるデュオです。

全編かなりまったりな一枚で落ち着けます。
ギタリスト的にはJim Hallのソロを多く聴けるのと、デュオなので伴奏もはっきりと聴けるのがいいのです。ジャズギターらしいまったりやさしい音が聴けます。

個人的にはロマンチックなSkating In Central Parkがおすすめです♪
詳細なレビューは下記記事をご参照ください。 

名盤Bill Evans & Jim Hall「Undercurrent」レビュー - ジャズとエンジニア

 

④Miles Davis - Cookin'

Walkin' Cookin' Relaxin' Workin' Steamin'

Walkin' Cookin' Relaxin' Workin' Steamin'

 

ジャズの帝王マイルスの1枚です。
名盤として名高いものにKind of BlueBitches Brewがありますが
前者は小難しいモードジャズ、後者はフュージョン黎明期の電子楽器や民族楽器の入り混じった演奏でどちらもこれからジャズに入るとジャズを敬遠してしまう可能性があります(笑)

こちらはジャズらしいスタンダードセッションの聴ける一枚です。
珠玉のバラードMy Funny Valentineはやはりおすすめです。
他のマイルスのアルバムでだとまったり雰囲気で聴けるRelaxin’やムードたっぷりの'Round About Midnightあたりがおすすめです。

⑤Gerry Mulligan - Night Lights

Night Lights

Night Lights

 

こちらはお洒落な雰囲気のバーで流れそうな美しい名盤。
バリトンサックスの名手ジェリーマリガンによる1963年の一枚。

Night Lights In the Wee Small Hours Of The MorningTell me Whenなどバラードでメロディーの美しい名曲が多く、洗練された短く締まったソロパート等、本当に聞きやすくてお勧めです。
いぶし銀の温もりジムホールによるギター伴奏がギタリスト的にはツボです(笑)

 

Gerry Mulligan - Tell Me When

www.youtube.com

 

⑥Cannonball Adderley - Somethin' Else

Somethin' Else

Somethin' Else

  • アーティスト: Cannonball Adderley,Sam Jones,Hank Jones,Art Blakey,Miles Davis
  • 出版社/メーカー: Blue Note
  • 発売日: 1999/02/04
  • メディア: CD
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キャノンボールアダレイが1958年に発売したアルバム。
実質にはマイルスが指揮を執って作られた、今回紹介する中では最もジャズ度が高いハードバップの一枚。
アダレイのアルトとマイルスのトランペットのソロの熱い応酬が繰り広げられます。
管楽器をやっていた方だとかなり引き込まれると思います。

個人的には1曲目のAutumn Leaves、2曲目のLove for Saleのスリリングな演奏の2曲がおすすめ。
ジャズ初心者の方は2枚目、3枚目の本格的なジャズアルバムとしていかがでしょう。

 

⑦John Coltrane - BALLADS

BALLADS

BALLADS

 

こちらはサックス奏者John Coltraneによる1962年の作品。
タイトルの通りバラードが多く、洒落たジャズバーで流れてそうな一枚です。
コルトレーンは至上の愛を始め、いい盤が多いのですがソロが長いので初心者には不向きな物が多いです。

その点このアルバムは全編バラード1曲の時間も3~5分程度でコンパクトにまとまってて雰囲気も良くおすすめです。
1曲目のSay ItからYou Dont Know What Love IsI Wish I KnewWhat's NewNancyとバラードの名曲が目白押しです。

TVで雰囲気のいいシーンにこのアルバムの曲がよく流れます(笑)

 

John Coltrane - What's New

www.youtube.com

 

⑧Helen Merril - Helen Merrill

Helen Merrill With Clifford Brown (Remastered)

Helen Merrill With Clifford Brown (Remastered)

 

そういえばボーカルものがなかったなーと思い、番外編的に付け加えさせていただきます。(7選ではなくて8選になりましたね(^^;) 

こちらはHelen Merrillによる1955年リリースのレトロでモノクロ感溢れる一枚。

とてもいい意味で「枯れた音」を感じられるアルバムで、1曲目のDon't explainから独特の雰囲気に包まれます。

バラードのDon't explainWhat's NewYesterdaysBorn to Be Blueは最高で、ヘレンのボーカルとクリフォードブラウンのトランペットのソロの絡みが最高の一枚。

 

Helen Merrill - Don't Explain


Helen Merrill - Don't Explain

終わりに

以上、定番かつ聴きやすいものを中心に選んで見ました。
こうしてみるとバラード系でBGMにも使えるようなものが多くなりますね。

以上、少しでも皆様のジャズライフの参考になりましたら幸いです♪

 

 

パットメセニーの名盤について熱く語る記事も書いてみました!

jazzfr.hatenablog.com